2018年(平成30年)のNHK大河ドラマは『西郷どん』(せごどん)に決定しました
鹿児島の下級武士の家に生まれ明治維新で大きな役割を果たした西郷隆盛の生涯を描くストーリーとなります
原作は作家の林真理子さんが雑誌で連載している小説で、幕末から明治時代のはじめにかけて活躍した西郷隆盛が主人公です
タイトルの「西郷(せご)どん」は地元・鹿児島で西郷隆盛に対して親しみを込めて使われる呼び名です
貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛が、薩摩藩主・島津斉彬に見出され、3度の結婚、2度の島流しなどを経て幕末の重要人物となり、明治維新を成し遂げる過程が描かれます
ドラマでは、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」などを手がけた中園ミホさんが脚本を執筆します
女性2人による西郷隆盛
原作者である林真理子さんは
「彼をめぐる女性たち、流された島々を深く描くことによって、今まで誰も書かなかった西郷どんを作り上げているという自負があります」
脚本家の中園ミホさんは
「西郷隆盛という人物は謎に満ちています。一つ確かなのは、男にも女にも大層モテたということ。子どもも学者も侍も殿様も彼と触れ合い、語り合った者は皆、西郷に惚れた。セゴドンという男の魅力に、女の視点で切り込みます」
とそれぞれコメントしています
西郷隆盛というのは、本当に謎の多い人物で、銅像にもなっているのですが、あれは西郷隆盛本人の顔とは違うらしいですね
銅像が出来た時に、妻が見て
「違う」
と言ったとかなんとか
教科書でよく見る西郷隆盛の肖像画も西郷隆盛の弟や身内の顔から想像したものらしく、本人を描いたものはないのだとか
あれだけ幕末に活躍した人でありながら肖像画がないというのも不思議ですが、とりあえず、あの顔は西郷隆盛本人ではないらしいという事です
大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)は2017年の夏から撮影が始まり、2018年の1月から1年間、放送予定です