都内の自宅で死去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
女優の樹木希林は2004年に乳がんを発症、翌2005年に右乳房の全摘手術を受けました
しかし、2007年に再発、腸や副腎、脊髄にがんが転移しており、13個所を放射線照射で治療したといいます
本人が「全身がん」と表現したほど、あちこちに転移していたようですが、現在の樹木希林といえば、いたって元気に見えます
2013年のトークショーで
「副腎の(がん)をね、10分ぐらいピンポイントで放射線治療するの。おかげさまで痛くもかゆくもないんです」
と九州の病院でがん治療を受けていることを明かし、治療法についても少し話しました
最先端のがん治療
この「九州の病院」というのは、鹿児島市の「UASオンコロジーセンター」というところの「厚地脳神経外科・放射線科クリニック」の4階にある施設のことで、この「UASオンコロジーセンター」のセンター長の植松稔医師が樹木希林さんの主治医ということだそうです
植松稔医師は、あの世界一の大学と評される「ハーバード大学」に留学、同大学の客員教授まで務めた素晴らしい医師なんです
また、平成18年から19年まで「明るいがん講座」というコラムを読売新聞の夕刊に掲載され、そのコラムの単行本も出版されています
明るいがん治療(3) [ 植松稔 ]
UASオンコロジーセンターでは、四次元ピンポイント照射ができる最先端で最高精度の放射線治療を行っており、全身に転移したがんの放射線治療も得意としているようなのです
この治療法は、患者の身体への負担が少なく、効果が大変高いということです
ただ、UASオンコロジーセンターで植松稔医師が行う放射線治療は「自由診療」で、ここで治療を受けるにはかなりの費用を覚悟する必要はあるようです
自由診療で、この治療を受けるには1回に最低でも200万ほどがかかるといわれています
四次元ピンポイント照射というものが、効果が高いとはいえ、どの程度のものなのかというのはわかりません
実際、末期のがん患者となると、副作用のある抗がん剤の薬を飲まないせいか、見た目は元気だという人も多いそうです
抗がん剤治療に疑問
抗がん剤は、副作用が強いわりには、約20パーセントの患者にしか効果がないとの報道もあり、植松稔医師は、現在の標準治療での抗がん剤の使用方法などに大きな疑問を持ち、近著では「抗がん剤治療のうそ 〜乳がんをケーススタディとして〜 」を出版し、現代医療の在り方に警鐘を鳴らしています
現在、乳がんの闘病で入院中の小林麻央もきっと藁にもすがる思いだと思うのですが、やはりネックになってくるのは治療費でしょうか
長く入院すれば、それだけ入院費もかさみます
ブログを始めたのも、そういう理由もあるのかなとも思ったりもします
芸能人のブログ収入は、かなりのものらしいですからね(以前、岡本夏生がテレビでポロリと零したのは月に300万円だとか)
現在、小林麻央のブログ(http://ameblo.jp/maokobayashi0721/)はアメブロで人気1位となっているぐらいですから、収入も相当なものになると思われます
加えて、夫である市川海老蔵はMVPですから(笑)
ちなみに、姉の小林麻耶のブログは3位でした(2016年10月1日調べ)
ブログで公開された闘病中の小林麻央の画像にショックを受けたのは私だけではないはず
痩せて、顔色もよくなく、目も落ち込んでいるように見えました
以前の明るくかわいらしいイメージからはほど遠く、やはり辛い闘病生活を送っているんだなと思うと、なんだか筆者まで泣きたくなってきてしまいました
もちろん、小林麻央がこの治療に切り替えるというわけではありません
現在は東京の病院に入院中ですし、主治医の先生もいらっしゃいます
先日、手術も行ったとブログで報告していました
根治手術ではなく、局所コントロール、QOL(Quality Of Life=生活の質)のためであったそうですが、手術前の写真、術後、洗面台まで歩けるようになった、と自撮り画像をアップ
ステージ4であることから、色々と調べて、根治は難しい事であることと思っているし、わかっているとした上で
「治したい、奇跡を起こしたい」
「5年後も10年後も生きていたい、あわよくば30年後も」
と心の内を吐き出しました
今の主治医に出会うまでは、そんな気持ちにはなれなかったそうで、きっと今の主治医の先生と信頼関係を築けているんだなと思います
小林麻央のブログを読むのが少しツライ時もあったのですが、本人の前向きな気持ちに涙が出そうになってしまいました
子供たちもまだ小さいですし、良くなってほしいと切実に思います