2016年8月26日公開のアニメーション映画『君の名は。』
公開14日で興行収入49億円を突破し、都心では満席が続いている状態です
興行収入49億円は、すでに日本国内の歴代邦画興行収入ランキング30位以内に入るほどです
神木隆之介、上白石萌音が主人公の瀧、三葉の声を担当しています
満席が続くほどの大人気
新海誠監督作品としては『言の葉の庭』以来3年ぶり7作目となる『君の名は。』
新海作品としては初めて製作委員会方式を取っており、前作『言の葉の庭』の全国23館から一転、『君の名は。』では全国約300館という大規模な興行となったのも大きな理由かもしれませんが、世界一美しいと言われる風景映像や、若者から大人までも引き込まれるストーリーにリピーターも多いようです
実際、筆者の周りのアラフォー世代の中でも話題になっており
「見に行きたい」
という声が多数でした
予告ムービーを見ても、確かに背景がとても美しく描かれています
聖地巡礼に苦情
この『君の名は。』公開以降、映画本編に登場する場所、または関連する場所を訪れる、いわゆる聖地巡礼と呼ばれる行動にでるファンが急増
現地では近隣住民から騒音や早朝や深夜に関わらず訪問するといったマナーのない行いに苦情が相次いでいるようです
これにより『君の名は。』公式サイトでは9日
「『君の名は。』関連場所訪問(聖地巡礼)についてのお願い」
と題して
「『君の名は。』公開後、本編中に登場する、または関連のある場所へ、多くのファンの皆様にお越しいただいておりますが、近隣の方々より騒音や早朝深夜の訪問に関する苦情を多数いただきました。関連場所への訪問を予定されている皆様におかれましては、節度のある行動、及びマナーに十分心掛けていただきますようお願い申し上げます」
とファンに注意を促すコメントを発表しました
豆知識
日本国内歴代邦画興行収入ランキングのトップ3は
1位 | 千と千尋の神隠し | 304億円 | 2位 | ハウルの動く城 | 196億円 |
3位 | もののけ姫 | 192億円 |
スタジオジブリが占めています
宮崎駿恐るべし( ̄▽ ̄;)
【9月23日追記】
8月26日の公開以来大ヒットの「君の名は。」
9月22日までの28日間で、観客動員770万人、興行収入100億円を突破しました
「君の名は。」は公開3日間で観客動員95万人、興行収入12億円を記録
ぴあ映画初日満足度調査で、94.2点という驚異的な数字でランキング1位を獲得(8月27日ぴあ調べ)したほか、様々なメディアで特集されるなど、週末映画ランキングでもV4を達成しています(9月23日現在 、興行通信社調べ)
興行収入100億円を突破したのは過去に5作品ありますが、実は全部ジブリ作品
「君の名は。」はジブリ作品以外で初めて興行収入100億円を突破した作品となりました
そして、9月までの2016年公開映画では実写映画を含めても初の100億円突破となり、2016年のNo.1映画と言っても良いでしょう
既に世界89ヶ国、地域での上映が決定しており、スペインのサンセバスチャン映画祭での公式上映、韓国の釜山映画祭への出品も決定しています
「君の名は。」フィーバーは日本のみならず、今後は世界へと広がっていきそうです
観客動員数1000万人突破!
まだまだ大ヒット御礼が続く「君の名は。」
2016年8月26日公開から10月3日までで観客動員数1000万人を突破しました
10月1日、2日の全国映画動員ランキングでは動員65万人、興行収入7億9000万円をあげ、6週連続1位を獲得しています
トータル興行収入も130億円を超え、今年を代表する話題作がまた新たな金字塔を打ち立てたと言えるでしょう
スタジオジブリ作品以外で初の100億円突破の邦画アニメーション作品となりましたが、ジブリの「風立ちぬ」が120億円なので、今回それを超えて「崖の上のポニョ」の155億円に次ぐ邦画アニメーション歴代5位となりました